ロボット掃除機に求める条件
ロボット掃除機はほぼ完成の域に達して、海外の最新機種はアームが搭載されたり個人的に無駄な機能を追加するしかなくなっている印象です。
自分がロボット掃除機に求める条件は以下です。
- 部屋の形状・障害物を認識して、賢く効率的に掃除できる
→部屋の形状の認識精度を考えるとLiDAR付きが良い - ドック(ベースステーション)でゴミの自動収集できて、ゴミ捨ての手間が少ない
- 水拭き(モップ掛け)機能がついている
→カーペットはないのでモップリフトは別にいらない - 水拭きモップの自動洗浄・乾燥機能がついていて、モップ洗浄の手間が少ない
→できれば水道直結で水交換不要としたい。ただし、使用環境にもよるので必須とはしない - 壁際までモップ掛けができる
→最近はモップが外側まで届く機種が増えている - 四隅まで清掃できる
→サイドブラシが外側に伸びて四隅のゴミが掻き出せる機種が出てきている
高機能なロボット掃除機が増えたので、スクリーニングするためにも条件は厳しくしました。この条件を満たすロボット掃除機を比較・紹介します。
条件を満たすロボット掃除機メーカー
ロボット掃除機業界は、国としては中国一強なため、条件満たすロボット掃除機はすべて中国メーカーです。
ルンバはやっとLiDAR搭載機種を販売して、少し前の中国メーカー並の機能になりましたが、四隅の清掃が対応していないので、残念ながら選外です。といっても、最新のルンバも機能が追いついてきたのではなく、中国メーカー3irobotixのODM1みたいです。(3irobotixは、3iというブランド名で空気中の水蒸気から水拭きのための水を補給する等ユニークな機能を持った魅力的なロボット掃除機を製造していますが、日本未発売のため対象外です)
以下が条件を満たすロボット掃除機を販売しているメーカーです。詳しくはそれぞれのメーカー毎に比較して記載します。
Dreame、Roborock、Ecovacs、Anker、SwitchBot、Narwal、Xiaom
Dreame(MOVA含む)
Dreameは最も先進的なロボット掃除機を製造しているメーカーです。
価格を気にせずに、機能的に最も良いロボット掃除機がほしいなら自分はDreameから選びます。
Dreameのサブブランド?MOVAも最初は廉価版という扱いだった気がしますが、最近のモデルは最先端機能が搭載されており、それ相応の価格をしているので、正直どういう違いでブランド分けてるのか不明です。
| Dreame X50 Ultra | Dreame L40s Pro Ultra | MOVA P50 Ultra | MOVA V50 Ultra (一般未発売) | Dreame Aqua10 Ultra Roller (一般未発売) | |
| 吸引力 | 20,000Pa | 19,000Pa | 19,000Pa | 24,000Pa | 30,000Pa |
| 自動ゴミ収集 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 自動モップ洗浄 | ◎ 80℃温水 | ◎ 75℃温水 | ◎ 75℃温水 | ◎ 80℃温水 | ◎ 100℃温水 |
| 自動給排水接続 (水道直結) | ◯ (海外別売り) | ◯ (海外別売り) | ☓ | ☓ | ◯ (海外別売り) |
| 自動洗剤投入 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 自動モップ乾燥 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| ウォッシュボード自動洗浄 | ◯ AceClean™ DryBoard システム | ◯ AceClean™ DryBoard システム | ◯ AceClean™ DryBoard システム | ◯ AceClean™ DryBoard システム | ☓ |
| 壁際モップ清掃 | ◎ モップエクステンド+ ロボスウィング | ◎ モップエクステンド+ ロボスウィング | ◎ モップエクステンド+ ロボスウィング | ◎ モップエクステンド+ ロボスウィング | ◯ モップエクステンド |
| 四隅清掃 | ◯ 伸縮サイドブラシ | ◯ 伸縮サイドブラシ | ◯ 伸縮サイドブラシ | ◯ 伸縮サイドブラシ | ◯ 伸縮サイドブラシ |
| モップリフト | 10.5mm (モップ自動脱着機能あり) | 10.5mm (モップ自動脱着機能あり) | 10.5mm | 10.5mm (モップ自動脱着機能あり) | 14mm (ローラーガードあり) |
| 毛がらみ防止強化 | ◯ 絡まり除去デュオブラシ | ◯ 絡まり除去デュオブラシ | ◯ 絡まり防止ブラシ(別売り) | ◯ 絡まり除去デュオブラシ | ◯ 絡まり除去デュオブラシ |
| 段差乗り越え | 60mm | 40mm | 22mm | 60mm | 80mm |
| 本体の高さ | 89mm (センサ格納時) | 103.5mm | 98 mm | 89.5mm (センサ格納時) | 98mm (センサ格納時) |
| その他 | 銀イオン除菌モジュール スケール防止剤 汚水タンク消臭モジュール UVライト除菌 | 銀イオン除菌モジュール スケール防止剤 汚水タンク消臭モジュール | スケール防止剤 | スケール防止剤 UVライト除菌 50℃のお湯拭き | ローラーモップ 銀イオン除菌モジュール 汚水タンク消臭モジュール ペット用消臭液 |
特筆するとしたら、Dreame X50 Ultra,Aqua10 Ultra RollerとMOVA V50 Ultraは上部のセンサを格納できるので、高さが低くなり、他のロボット掃除機では無理な足が短い家具等の下が清掃可能かもしれません。
また、MOVA V50 Ultraのモップは50℃のお湯拭きができるので、頑固な汚れもキレイにできそうです。Dreame Aqua10 Ultra Rollerはローラモップなので、Ankerでも採用していましたが、回転モップよりも清掃効果が高そうです。
MOVAでなくDreameの方は海外では自動給排水キットが販売されているので、水道直結にできるのが良いです。
Roborock
Roborockも先進的なロボット掃除機を製造しているメーカーです。
機能面が優れていて、品質面の評判も良い印象があります。
日本でも評判の良さから知名度が上がってきているように思います。
| Saros 10R | Qrevo Curv | Qrevo CurvC | |
| 吸引力 | 20,000Pa | 18,500Pa | 18,500Pa |
| 自動ゴミ収集 | ◯ | ◯ | ◯ |
| 自動モップ洗浄 | ◎ 80℃温水 | ◎ 75℃温水 | ◎ 75℃温水 |
| 自動給排水接続 (水道直結) | × | × | × |
| 自動洗剤投入 | ◯ | × | × |
| 自動モップ乾燥 | ◯ | ◯ | ◯ |
| ウォッシュボード自動洗浄 | ◯ ドックセルフクリーニング | ◯ 回転スクレーパー | ◯ 回転スクレーパー |
| 壁際モップ清掃 | ◯ 壁キワ伸縮モップ | ◯ 壁キワ伸縮モップ | ◯ 壁キワ伸縮モップ |
| 四隅清掃 | ◯ 伸縮サイドブラシ | ◯ 伸縮サイドブラシ | ◯ 伸縮サイドブラシ |
| モップリフト | 10mm (モップ自動脱着機能あり) | 20mm | 10mm |
| 毛がらみ防止強化 | ◯ 毛がらみ防止ブラシ | ◯ 毛がらみ防止ブラシ | ◯ 毛がらみ防止ブラシ |
| 段差乗り越え | 40mm | 40mm | 20mm |
| 本体の高さ | 79.8mm | 103mm | 97.9mm |
| その他 | 海外で自動給排水ドックあり | 海外で自動給排水ドックあり | 海外で自動給排水ドックあり |
Saros 10やS8 Max(V) Ultraも壁際モップ清掃に対応していますが、壁際モップ清掃が専用の小さいモップで行う方式で、何かすぐに汚れそうで個人的に嫌なので対象外(条件未達扱い)にしています。
Saros 10Rは、今回紹介するロボット掃除機の中で一番高さが低いです。
水道直結のための自動給排水機能は、海外ではそれ専用のドック版が販売されていますが、ドックだけで販売していなそうで丸ごと買い替えになるので、×にしています。(丸ごと輸入は、自動給排水キットの輸入よりハードル高そうなので)
Ecovacs
Ecovacsも先進的なロボット掃除機を製造しているメーカーです。
カタログスペックは良いですが、挑戦的な機能を入れて失敗することがあり、良くない評判もそこそこ聞きます。(家電量販店でルンバに次ぎよく見るので、単純にユーザが多いからという可能性もありますが)
| DEEBOT T80 OMNI | DEEBOT T50 PRO OMNI | DEEBOT T50 OMNI | DEEBOT X8 PRO OMNI | |
| 吸引力 | 18,000Pa | 15,000Pa | 15,000Pa | 18,000Pa |
| 自動ゴミ収集 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 自動モップ洗浄 | ◎ 75℃温水 | ◎ 70℃温水 | ◎ 70℃温水 | ◎ 75℃温水 |
| 自動給排水接続 (水道直結) | × | × | × | × |
| 自動洗剤投入 | × | ◯ | × | ◯ |
| 自動モップ乾燥 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| ウォッシュボード自動洗浄 | ◯ 最大150日間メンテナンスフリーのモップ洗浄トレイ | ◯ 回転スクレーパー | ◯ 回転スクレーパー | ◯ 最大150日間メンテナンスフリーのモップ洗浄トレイ |
| 壁際モップ清掃 | ◯ 壁キワ伸縮モップ | ◯ 壁キワ伸縮モップ | ◯ 壁キワ伸縮モップ | ◯ 壁キワ伸縮モップ |
| 四隅清掃 | ◯ 伸縮サイドブラシ | ◯ 伸縮サイドブラシ | ◯ 伸縮サイドブラシ | ◯ 伸縮サイドブラシ |
| モップリフト | 10mm | 9mm | 9mm | 10mm |
| 毛がらみ防止強化 | ◯ 毛がらみ防止ブラシ | ◯ 毛がらみ防止ブラシ | ◯ 毛がらみ防止ブラシ | ◯ 毛がらみ防止ブラシ |
| 段差乗り越え | 20mm | ? | ? | ? |
| 本体の高さ | 98mm | 81mm | 81mm | 98mm |
| その他 | ビデオ機能 ローラーモップ 海外で自動給排水ドックあり | ビデオ機能 海外で自動給排水ドックあり | 海外で自動給排水ドックあり | ビデオ機能 ローラーモップ 海外で自動給排水ドックあり |
X5も形状が四角いので四隅清掃できそうな気もしますが、そもそも四角い形状はスムーズな移動の制御に難ありのため、対象外としています。
Dreameは上部の全方位見えるLiDARは残して必要に応じて格納することで本体高さを低くしていますが、条件を満たすT80もT50もX8も上部LiDARをなくして前方のみのLiDARとなっているのが若干の不安材料です。
T80とX8はローラーモップなので、回転モップよりも清掃効果が高そうです。
Anker(Eufy)
Ankerはモバイルバッテリーや完全ワイヤレスイヤホン等で有名かもしれないですが、ロボット掃除機もEufyブランドとして製造しています。
機能面ではカタログスペックは一通り揃ったロボット掃除機を販売していますが、Dreame,Roborock,Ecovacs等よりは少し下回っている印象です。
保証期間は基本1.5年ですが、Ankerに会員登録するだけで半年伸びて2年になります。イヤホン等他の商品の保証が良いので、Ankerは保証がいいイメージがあります。
ロボット掃除機はだいたいバッテリーがヘタって寿命を迎えるケースが多いですが、公式に交換パーツとしてバッテリーを販売しているので、最も長期間運用しやすいかもしれません。
| Eufy Robot Vacuum Omni E25 | |
| 吸引力 | 20,000Pa |
| 自動ゴミ収集 | ◯ |
| 自動モップ洗浄 | ◯ |
| 自動給排水接続 (水道直結) | × |
| 自動洗剤投入 | ◯ |
| 自動モップ乾燥 | ◯ |
| ウォッシュボード自動洗浄 | × |
| 壁際モップ清掃 | ◯? |
| 四隅清掃 | ◯ 伸縮サイドブラシ |
| モップリフト | 10.5mm |
| 毛がらみ防止強化 | ◯ 毛がらみ防止ブラシ |
| 段差乗り越え | ? |
| 本体の高さ | 111mm |
| その他 | ローラーモップ |
Ankerのロボット掃除機の中では唯一Eufy Robot Vacuum Omni E25がおそらく条件を満たしています。
壁際モップ清掃は、モップが本体の端の方まであるので、壁際の方まで清掃できそうですが、もしかすると他社の伸縮するモップよりは壁際に届かない可能性があります。
ローラーモップなので、水拭き性能は高そうです。
Switchbot
おそらくS20 Proが条件を満たすと思われるが、まだ販売前のため、販売後に詳細を記載します。
Narwal
Narwalも先進的なロボット掃除機を製造しているメーカーです。
ユニークな機能がありつつカタログスペックも良いですが、使用者が少ないのか品質面の評判は良いとも悪いともあまり聞きません。
日本では知名度低い気がしますが、中国ロボット掃除機メーカー四天王の一角です。
| Narwal Flow | Narwal Flow Performance | |
| 吸引力 | 22,000Pa | 20,000Pa |
| 自動ゴミ収集 | ◯ | ◯ |
| 自動モップ洗浄 | ◎ 80℃温水 | ◎ 80℃温水 |
| 自動給排水接続 (水道直結) | × | × |
| 自動洗剤投入 | × | × |
| 自動モップ乾燥 | ◯ | ◯ |
| ウォッシュボード自動洗浄 | ◯ 簡単お手入れクリーニングトレイフィルター | ◯ 簡単お手入れクリーニングトレイフィルター |
| 壁際モップ清掃 | ◎ モップエクステンド+テールスイング | ◎ モップエクステンド+テールスイング |
| 四隅清掃 | ◯ 長いサイドブラシ | ◯ 長いサイドブラシ |
| モップリフト | 12mm | 12mm |
| 毛がらみ防止強化 | ◯ 絡まりゼロフローティングブラシ | ◯ 絡まりゼロフローティングブラシ |
| 段差乗り越え | 40mm | 40mm |
| 本体の高さ | 95mm | 95mm |
| その他 | ローラーモップ 45℃のお湯拭き | ローラーモップ 45℃のお湯拭き |
Narwal Flow Performanceの方が上位機種っぽい名前ですが、Narwal Flowの方が(大した差はないですが)性能も価格も上です。(コスパがいいってこと?)
お湯拭きでローラーモップなので、床拭性能は最高かもしれません。
上部の全方位見えるLiDARがないのが若干の不安点です。
Narwalは、日本で水道直結の自動給排水接続キットを販売してくれているメーカーですが、残念ながらNarwal Flowシリーズは非対応のようです。
Xiaomi
Xiaomiは、言わずと知れた中国の総合電機メーカーです。
ロボット掃除機業界で評価の高いRoborockやDreameに投資していて、おそらく?製造も委託しているのではと思います。(RoborockもDreameも初期は、Xiaomiのアプリと連携されていたし)
他のXiaomi製品と同様にロボット掃除機でも、とにかくコスパに優れています。
| Xiaomi ロボット掃除機 5 Pro | Xiaomi ロボット掃除機 5 | |
| 吸引力 | 20,000Pa | 20,000Pa |
| 自動ゴミ収集 | ◯ | ◯ |
| 自動モップ洗浄 | ◎ 80℃温水 | ◎ 80℃温水 |
| 自動給排水接続 (水道直結) | × | × |
| 自動洗剤投入 | × | × |
| 自動モップ乾燥 | ◯ | ◯ |
| ウォッシュボード自動洗浄 | ◯ フローティング回転式スクレイパー | ◯ フローティング回転式スクレイパー |
| 壁際モップ清掃 | ◯ モップエクステンド | ◯ モップエクステンド |
| 四隅清掃 | ◯ 伸縮サイドブラシ | ◯ 伸縮サイドブラシ |
| モップリフト | 15mm | 15mm |
| 毛がらみ防止強化 | ◯ 絡まり防止ヘアカットブラシ | ◯ 絡まり防止ヘアカットブラシ |
| 段差乗り越え | 20mm | 20mm |
| 本体の高さ | 95mm (センサ格納時) | 95mm (センサ格納時) |
| その他 | カメラ搭載 |
Xiaomi 5シリーズはほぼ同スペックですが、5 Proはカメラ搭載なので、おそらく障害物回避などの性能は上だと思います。
ハイエンドの機能全部盛りですが、定価は他社の半額以下ぐらいで驚異のコスパです。
まとめ
どれ選んでも十分なので、価格と+αの機能が本当に欲しいかの兼ね合いかなと思います。
買いたい時点でセールで一番安い機種を買っても満足行くような気がします。
おすすめはDreameかRoborockから選ぶのが安牌ですかね。(Ecovacsは上部LiDARがなくなって大丈夫なのかを少し様子見したい)
個人的には、Dreame L40s Pro Ultraが水道直結にできて価格もX50より安いので一番好きです。
















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