三井住友カード ゴールド(NL)によるSBI証券での積立投資 2024年5月以降の改定を解説

投資

SBI証券でのクレカ投資「三井住友カード つみたて投資」

新NISAも始まったので投資を始めて、低コストのインデックスファンド(投資信託)をつみたて投資する人が増えていると思います。
特にSBI証券でのクレカ投資「三井住友カード つみたて投資」は、ポイント還元が高還元で人気です。
しかし、2024年4月にクレジットカードによる投資額上限が5万円/月→10万円/月に変更されることに伴って三井住友カードによるポイント還元率も変更されることが発表されました。
三井住友カードの使用状況によって、改悪になる人と改善になる人がいますが、世の中の反応をみると改悪になる人のほうが多そうです。
条件も一部わかりにくいところがあるので、本記事では三井住友カード ゴールド(NL)の場合を中心に変更内容を解説します。

三井住友カード ゴールド(NL)による つみたて投資のポイント還元率

三井住友カード ゴールド(NL)は、通常年会費5500円のカードですが、年間100万円の利用でそれ以降は年会費が永年無料になるクレジットカードです。
今までは、三井住友カード ゴールド(NL)によるSBI証券でのつみたて投資では、無条件で1%のポイント還元が得られていたため、クレカ投資するなら最もおすすめのカードでした。
ただし、2024年10月10日(木)積立設定締切分(2024年11月1日(金)買付分)以降は前年度のクレジットカード年間利用額(つみたて投資分の金額は除く)に応じて、ポイント還元率が変動します。基本的には以下の条件を覚えておけば大丈夫です。

条件ポイント還元率
前年、年間100万円以上の利用1.00%
前年、年間10万円以上の利用0.75%
前年、年間10万円未満の利用0.00%

ポイント還元率の条件詳細

条件のクレジットカード年間利用額の”年間”は、三井住友カード ゴールド(NL)の場合は入会月から1年間の期間です。年間利用額100万円で10,000ポイントプレゼントと同じ集計期間なので、Vpassアプリから以下の方法で確認できます。1

1.「あなたのサービスご利用状況」を選択する。

2.「特典達成状況」を確認する。

上記の金額を基本的に気にしておけば、とりあえず大丈夫です。

その他に例外的な条件がありますが、一時的なものです。一応記載すると以下の条件です。

  1. カード入会初年度は、前年度の利用実績がないので、100万円以上利用扱い(還元率1%)となります。
  2. 今回の条件変更の発表が2024年3月ですが、条件変更が適用になる2024年11月まで1年間ないので、救済措置として、2024年11月から次の入会月までの投資信託買い付け分は、2023年10月1日(日)~2024年9月30日(月)の利用実績の還元率になります。
    # 救済措置と表現してるのは、例えば、入会月が3月の場合、2023年3月〜2024年2月に間に10万円未満しかクレジットカードを利用していなかったら、今回の発表があった時点で既に2025年2月までポイント還元率が0%が確定になってしまうので。。。

ポイント還元率の条件の対処方法

三井住友カード ゴールド(NL)をメインカードにしていて、年間100万円利用をする方は特に気にすることなく還元率1%の条件を維持できると思いますが、大多数にとっては改悪なのではないでしょうか。
年間100万円利用すると10,000ポイント獲得できて還元率1.5%になって優秀ですが、年間100万円利用できない場合は0.5%還元しかないので、スマホタッチ決済で7%還元以上の対象となるコンビニや飲食店のみで使用して、それ以外はもっと還元率の高い別のクレジットカードを使ったほうがいいと考えています。
そうすると多分10万円も行かないので、集計期間の最終月にkyashにチャージしたり、Amazonギフトカードでも買ってギリギリ10万円は利用するようにして、還元率0.75%を狙うのがほとんどの方にとって最適解だと思います。

  1. https://qa.smbc-card.com/mem/detail?site=4H4A00IO&id=2092 ↩︎

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