細胞核オーバーロードのやり方・効果の実感

筋トレ

細胞核オーバーロードとは

細胞核オーバーロードは、ある特定の部位を毎日トレーニングすることで、通常では得られない筋肥大を得る方法論です。非初心者が筋肥大の停滞を打ち破る方法として注目されています。

細胞核オーバーロードのやり方

発展途上の理論のため、効果的なやり方について洗練されていませんが、一般的には下記のようなやり方です。

  • 30日間毎日特定の1部位をトレーニング。負荷が高いので複数部位はNG。
  • 毎日できる程度の負荷でトレーニング。基本的にはパンプを狙う程度で行い、週1〜2は通常の高負荷な筋肥大トレーニングを入れても良い。
  • 30日間のトレーニングが終了したら、1〜2週間程度休養する。

毎日刺激を与えつつ、怪我をしないように注意して負荷をコントロールする必要があります。
自分は、通常の筋肥大トレーニングのサイクルを行いつつ、狙った部位のトレーニングじゃない日にもパンプする程度のトレーニングを行っています。

細胞核オーバーロードの効果

このようなオーバーワークとされるトレーニングをすることで、細胞核(筋肉の細胞の数)が増え、急激な筋肥大が起こるとされています。
オーバーワークのため、怪我の危険性があります。初心者は筋肥大しやすく、このようなリスクを犯すのはデメリットが大きいため、非初心者で怪我を回避できる経験値がある人向けです。
まだエビデンスが少ないので、効果があるかないかも議論になっています。しかし、経験的に特定部位を毎日酷使して練習しているスポーツ選手がその部位が異常に発達しているのをよく見るので、納得感はあります。
#競輪やスピードスケート選手の大腿四頭筋など

細胞核オーバーロードをやってみた実感

自分は、サイドレイズ(三角筋の中部)と懸垂(大円筋・広背筋)で、細胞核オーバーロードを試してみました。怪我だけはしないように、細心の注意を払いました。
半信半疑でしたが、結果は明らかに狙った部位が成長しました。細胞核が増えたのかは不明ですが、自分としては下記のメリットを感じています。

  1. 通常のトレーニングと大きく違ったやり方なので、いつもと違う刺激が入り、筋肥大が促進される。
  2. 毎日パンプを狙ったトレーニングを行って、崩れないフォームで高回数実践できるため、きれいなフォームが身につく。

1つ目は、いつもと違う刺激が入って筋肥大の停滞が打破されるというのは言えると思います。違う刺激が入って筋肥大しているだけなら、今後何度もやって慣れてくると毎回同じ効果が得られるかは疑問です。ただし、一回はやる価値があると思います。
2つ目は、初心者が高頻度でトレーニングした方がフォームの練習が積めるのでいいと言われているのと同じで、毎日の頻度でフォーム練習が積めます。サイドレイズがすごく下手で三角筋への効きが悪かったんですが、今は三角筋を狙って負荷が掛けれています。
やってみた実感としては、フォームの改良の方にかなりメリットを感じています。非初心者向けだと言われていますが、初心者がフォームの練習のために実践するのも良いのではないかと、個人的に思います。

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