NASDAQ100指数とは
NASDAQ100指数は、米国のNASDAQに上場する上位100社(金融除く)の株価指数です。
過去のパフォーマンスが素晴らしいので、非課税の恩恵が大きいです。
iDeCoでは一部の証券会社のみがNASDAQ100投資信託を取り扱っています。
株価の変動が全世界株式や全米株式等に比べると激しいですが、最終的には一番株価上昇が期待できそうです。
60歳以降でしか受け取れないので途中の変動は気にしない、株価上昇が期待できて非課税メリットが大きいということで、iDeCoで買う投資信託はNASDAQ100を推しています。
iDeCoでNASDAQ100を取り扱っている証券会社
2020年11月からマネックス証券のiDeCoで「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」を扱っています。
情報更新されていないブログ等で、マネックス証券だけでNASDAQ100が買えるとよく書かれていますが、2022年2月からSMBC日興証券のiDeCoでも「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」を扱っています。
また、2022年10月21日にauのiDeCoが商品ラインナップを拡充して、「eMAXIS NASDAQ100インデックス」を扱っています。
現状は、この3社のみがiDeCoでNASDAQ100を扱っています。
iDeCoはどの証券会社いいか?
まず大前提として、手数料がない証券会社を選択してください。
手数料が171円/月となっている証券会社が最も少ない金額です。(171円/月は、国民年金基金連合会と信託銀行にかかる手数料で、証券会社の手数料が0円)
大抵、ネット証券は171円/月となっていて、銀行系等は手数料が上乗せされています。
マネックス証券、SMBC日興証券、auのiDecoはどれも手数料が最低なので、この基準はクリアしています。
NASDAQ100に投資したいだけなら、この3社のどれを選んでも大丈夫です。
auのiDeCo vs マネックス証券 vs SMBC日興証券
NASDAQ100に投資できる3社のiDeCoの特徴は以下です。
- auのiDeCo
NASDAQ100投資信託で信託報酬が最安クラスの「eMAXIS NASDAQ100インデックス」を唯一取り扱っています。(2024年6月13日から信託報酬が下がって、ニッセイNASDAQ100インデックスファンドに並びます)
また、信託報酬が最安クラスの主要なインデックスのインデックスファンドが揃っているので、NASDAQ100をやめたくなったときも、ほぼ全員満足がいく移行先があります。
auのiDeCo(イデコ) - マネックス証券
取り扱っているNASDAQ100投資信託が「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」なので、少し信託報酬が高い。
NASDAQ100の投資信託を初めに取り扱ったのもそうですが、インド投資信託等の人気の商品にいち早く対応してくれる印象があります。
また、こちらも信託報酬が最安クラスの主要なインデックスのインデックスファンドが揃っているので、NASDAQ100をやめたくなったときも、ほぼ全員満足がいく移行先があります。
マネックス証券 iDeCo - SMBC日興証券
こちらも取り扱っているNASDAQ100投資信託が「iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス」なので、少し信託報酬が高い。
dアカウントと連携するとdポイントが掛金5000円ごとに1ptつきます。少ないですが、何もつかないよりは良いです。証券会社のポイント付与は、NISAは対象でもiDeCoは対象外のところが多いので、iDeCoでポイントつく証券会社は珍しいです。
他の商品ラインナップが微妙なので、NASDAQ100をやめたくなったときに、あまりいい移行先がありません。全世界投信はないですがS&P500は一応「SMBC・DCインデックスファンド(S&P500)」というeMAXIS Slimと遜色ない信託報酬の投信信託はあります。(今の所パフォーマンスは少し劣るようです)
個人型確定拠出年金 iDeCo(イデコ)│商品・サービス│SMBC日興証券
iDeCoでNASDAQ100に投資するためにおすすめの証券会社
信託報酬が安いNASDAQ100を取り扱っているauのiDeCoが最もおすすめです。
NASDAQ100だけじゃなくてインドにも投資したいという人は、マネックス証券もありです。
SMBC日興証券は、dポイントが貰えますが信託報酬差の方が影響大きいです。もし購入時じゃなくて残高にポイントつくようになったら選択肢に入るかもしれないです。
NASDAQ100に投資しなくても、S&P500じゃなくてVTIがいいとか、TOPIXに投資したいけどeMAXIS Slimがいいとか、全世界株(除く日本)がいいとかピンポイントでほしい商品があるなら取り扱っている証券会社を選ぶ必要がありますが、総合的にはauのiDeCoでいいと思います。
注意点があるとしたら、間違ってauカブコム証券のiDeCoに申し込まないように。(全然別物です。)
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